
本書は目覚ましく進展するレキシコン研究の広がりと深まりを多層的に示すことを目的とする。語彙意味論的・形態論的研究と統語論的研究という2つのアプローチをレキシコン研究の縦軸と横軸として、国内外の第一線で活躍する研究者による最新の成果を示した。類型の異なる複数の言語を考察の対象として、異なる理論的枠組みや着眼点から分析を行い、「レキシコンを文法の中にどう位置づけるか」というテーマに一石を投じる。
編著者:眞野 美穂、江口 清子、小薬 哲哉、于 一楽
出版社:大阪大学出版会
出版年月:2025年6月10日