言語文化学 第9号 (2000)

感謝を表す表現とその心理に関する日中韓対照研究崔 信淑
日本語「てくる/ていく」と中国語「~來/~去」の対照研究温 雅( )
華僑エスニシティと華僑学校における言語教育との相関性王 彩香
清末におけるジュール・ヴェルヌの受容 ―梁啓超訳『十五小豪傑』を中心に―范 苓
会話における「なんか」の機能に関する一考察鈴木 佳奈 
部分全体構文について川添 一郎
過去形の用法に見られる発話者の役割 ―フランス語の「複合過去」の場合―安西 記世子
On the Use of Some Synonymous Expressions in the West-Saxon Gospels in Relation to their Authorship小塚 良孝
R. K. Narayanとアメリカ松木園 久子
言葉と沈黙 ―N. Scott MomadayのHouse Made of Dawnをめぐって―室 淳子
ケルアックのヴィジョン ―文学活動における「移動」について山住 勝利
日本人留学生(青年期後期)の異文化体験とアイデンティティ ―事例研究より―末弘 美樹
ロラン・バルトにおける他者としての「日本」 ―『記号の帝国』をめぐって―小池 隆太
増殖する<語り> ―ドイツのテレビジャンル「ディリ―・トーク」の文化的意味―横山 香
関東大震災と在日亡命ロシア人の運命ポダルコ・ピョートル・エドアルドヴィチ
北ロシアの結婚儀礼における若者の参加形態 ―グリャザヴェツの買い取り儀礼と遊び―伊賀上 菜穂
言語学と翻訳 ―機械翻訳前線報告鍋島 弘治朗
多文化社会アメリカにおけるエスニック・スタディーズの行方 ―カリフォルニア大学バークレー校から―玄 由美子