『外国語教授法としての “Méthode Immédiate“』 (Louis Benoît・Jean-Luc Azra・Bruno Vannieuwenhuyse・Bertlinde Vögel・Jeremy Jones・山下仁)
Louis Benoît and Jean-Luc Azra | Qu’est-ce que la Méthode Immédiate ? |
---|---|
Bruno Vannieuwenhuyse | Travailler avec les styles culturels des apprenants |
Bertlinde Vögel | Tipps für die ersten Unterrichtsstunden nach der “Méthode Immédiate“ |
山下 仁 | 学生参加型授業としての“Méthode Immédiate“ |
Jeremy Jones and Bruno Vannieuwenhuyse | How much learner autonomy can we expect in Japanese classes? |
『異文化理解教育としての外国語授業』 (Torsten Schlak・岩居弘樹・末弘美樹・我田広之)
Torsten SCHLAK | Forschungsprojekt Motivation und DaF ― Unterricht: Die Erasmus-Daten ― |
---|---|
岩居弘樹 | ビデオを活用したドイツ語授業 ― コミュニケーション訓練とビデオ撮影 ― |
末弘美樹 | なぜ、日本人は留学したがるのか? ― 現代日本人青年女子にとっての「留学」の意味についての一考察 ― |
我田広之 | 異文化理解教育の原理 |
『異文化理解教育の国際比較 ― 多元的社会における共生に向けて ― 』(W.P.Karkavelas・中直一・日野信行・東川直樹・梅本仁美・北畠健次)
W. P. Karkavelas | The Politics of Language ― A Comparative Study of Indigenous Language Immersion Programs ― |
---|---|
中 直一 | 欧文の「素読」について ― 草創期外国語学習のひとつの特質 ― |
日野信行 | ハワイの小学校における有ハンデ児の分離 ― 多様性をうたう社会の閉鎖的一面 ― |
東川直樹 | 教室の多様化に対応する異言語教育のあり方をめぐって ― 日本の中等教育における英語教育を中心に ― |
梅本仁美 | 海外の日本人学校における異文化理解教育の現状 ― ドイツの日本人学校の事例を中心に ― |
北畠健次 | Nga Kaimanako I Te Reo Maori ― Education of Indigenous Linguisticulture in New Zealand ― |
『カルチュラル ・スタディーズの理論と実践 II ― ポストコロニアルとグローバリゼーション ― 』(木村茂雄・松木園久子・菅原慶乃・小杉世・里内克巳・伊勢芳夫・加瀬佳代子・竹山直子・小池隆太・森祐司)
木村茂雄 | ポストコロニアル,グローバル,ラシュディー |
---|---|
松木園久子 | インドの英語小説における「村」 ― Raja Rao,M. R. Anand,R. K.Narayanの作品から ― |
菅原慶乃 | 現代中国映画批評の<ポストコロニアリズム> ― 現代化とグローバリゼーションの間で ― |
小杉 世 | 消された歴史,語り得ぬ過去 ― オーストラリアにおけるアボリジニーの自己表象 ― |
里内克巳 | 「人種」のメロドラマ ― フランシス・E・W・ハーパー『アイオラ・リロイ』におけるロマンスと政治 ― |
伊勢芳夫 | 日本文学における認識の境界 |
加瀬佳代子 | 田口卯吉「鉄道論」の考察 |
竹山直子 | 英語関連産業と美容産業の広告の共通点について |
小池隆太 | 権力としての大学から批判的学校へ |
森 祐司 | グローバリゼーションと言語文化教育 |
『ドイツ啓蒙主義研究2』 (斉藤渉・津田保夫・福田覚・中直一)
斉藤 渉 | 「フリードリヒの世紀」と自由 ― カント『啓蒙とは何か』とプロイセン一般ラント法 ― (前編) |
---|---|
津田保夫 | ドイツ啓蒙主義における「人間の使命」の問題 ― シュパルディングの『人間の使命』とその影響 ― |
福田 覚 | クリスティアン・ヴォルフの心理学における「想像力」 |
中 直一 | 社交術と「啓蒙」 ― クニッゲ『人間交際術』にみられる処世と啓蒙の関係 ― |
『「文化」の解読(2) ― 「文化空間」の政治学 ― 』(水野博子・井上薫・横山香・山本佳樹・我田広之・金子元臣)
水野博子 | 「聖戦」の記憶 ― 「記憶の場」としての靖国神社を中心に ― |
---|---|
井上 薫 | 「女体美」の変換 ― 20世紀初頭ドイツから租界・上海へ ― |
横山 香 | ドイツにおける多文化状況と日本におけるドイツ文化研究 |
山本佳樹 | 統制と娯楽のあいだ ― ナチ時代のドイツ映画 ― |
我田広之 | 近代ドイツにおける売春の社会史 ― ヨアヒム・シュレーア『大都会の夜』を読む ― |
金子元臣 | トーマス・マンにおける文化と政治 ― ヴィルヘルム帝政時代と「文化保守主義」 ― |
『映像と文化 II 』 (仙葉豊・春木仁孝・池田淑子・菅原慶乃)
春木仁孝 | 『花様年華』スケッチ |
---|---|
仙葉 豊 | 『危険な情事』における日本的な要素 |
池田淑子 | 1920-1930年代の日本映画におけるモガの表象とその意義 |
菅原慶乃 | 中国新時期<映画芸術>に見る<女性>像 ― 中国フェミニズム映画批評を中心として ― |
『現代社会における消費文化の構造と生成』(北村卓・許均瑞・石丸久美子・竹山直子・仙葉豊・ヨコタ村上孝之・大村敬一)
北村 卓 | 物語消費の時代における「詩的なるもの」のありかをめぐって |
---|---|
許 均瑞 | 台湾におけるベストセラーランキングの言説について |
石丸久美子 | フランスにおける女性とメディア ― 出版物広告における女性表現の分析を中心に ― |
竹山直子 | 英会話産業の広告にまつわるイデオロギーについて |
仙葉 豊 | 『市民ケーン』における蕩尽的消費 |
ヨコタ村上孝之 | 不条理マンガの涙 |
大村敬一 | イヌイト・アートのパラドクス ― エスニック・イメージの虚実 ― |
『ことばと反復』(今井光規・遠藤裕昭・小杉世・森祐司・籔内智・渡部眞一郎 )
今井光規 | 中世英国韻文ロマンスにおける反復 1 |
---|---|
遠藤裕昭 | 第2強勢消失と強弱反復構造の単純化 ― 中英語・初期近代英語に見る脚韻の証拠 ― |
小杉 世 | 反復の力学 ― ふたつの戯曲における転覆と抵抗 ― |
森 祐司 | 異常な繰り返しと常なるコミュニケーション ― 談話分析の可能性 ― |
籔内 智 | Binomial表現の音韻構造を探る |
渡部眞一郎 | 押韻俗語 ― 反復要素の脚韻による修辞法 ― |
『言語における主観性をめぐって』(井元秀剛・沖田知子・瀧田恵巳・春木仁孝・渡辺伸治)
井元秀剛 | 主観的用法とされる定冠詞について |
---|---|
沖田知子 | アスペクトと主観性 ― 英語進行形の意味をめぐって ― |
瀧田恵巳 | 日本語指示詞コソアの二体系分類への試み |
春木仁孝 | フランス語の複合過去 ― 発話時との関係の類型化に向けて ― |
渡辺伸治 | 時制から見たヨウダの用法 |
『自然言語への理論的アプローチ』(越智正男・北尾泰幸・田中研也・宮本陽一・村井純子・山本純平・由本陽子・今泉志奈子)
越智正男 | Secondary Adjunct Wh-phrases |
---|---|
北尾泰幸 | PF Theory of EPP and Japanese Relative Clauses |
田中研也 | 日本語の等位構造について |
宮本陽一 | A Note on Elided VPs |
村井純子 | Two Puzzles in Madurese Reciprocals |
山本純平 | Choice Functions, Cyclic Spellout, and Late Insertion: Evidence from Anti-Superiority in Japanese |
由本陽子・今泉志奈子 | 「V+尽くす」複合語について ― 統語的か、語彙的か ― |
『自然言語への理論的アプローチ(意味編)』(岩男考哲・緒方典裕・河本雅一・木村まきみ・三藤博)
岩男考哲 | 日本語の文末表現「ッテ」をめぐって |
---|---|
緒方典裕 | Dynamic Semantics of Plurals |
河本雅一 | 条件的接続詞における指示詞の役割 ― 「それでも」と「でも」を中心に ― |
木村まきみ | 借用語の意味と使用されるコンテクストについて |
三藤 博 | イベント閉包から見た日本語の「ル」形の意味機能 |
『電子化言語資料分析の方法論』(田畑智司・岩根久・緒方典裕)
岩根 久 | フランス詩脚韻資料作成のテクニック |
---|---|
緒方典裕 | ダイナミック・セマンティクス,XMLプログラミング,情報抽出 |
田畑智司 | 英語文体論研究のための言語処理技術 ― Corpus Processing for Stylistic Analysis of Texts ― |
『英語文体論の方法と射程』(渡辺秀樹・沖田知子・大森文子・田畑智司・小塚良孝・竹田聖基)
渡辺秀樹 | 最近20年間に現れた古英語文体論フォーミュラ関係の主要論文要約 |
---|---|
渡辺秀樹 | red gold 考 |
小塚良孝 | 古英語語彙文体論主要研究要約 |
小塚良孝 | 文体分析による著者像の考察 |
大森文子 | Ullmann の共感覚比喩研究について |
渡辺秀樹 | 英語感覚形容詞の意味転移研究について |
大森文子 | 知覚・認知関連語彙の意味拡張に関する三研究を読む |
大森文子 | 参照点のダイナミクス |
竹田聖基 | スポーツジャーナリズムのレトリック |
沖田知子・竹田聖基 | 言語学的文体論の展開 |
竹田聖基 | 文学におけるメタファー研究の可能性 |
田畑智司 | Corpus-Based Stylistics ― MF/MD法による文体比較 ― |
『異言語・異文化教育におけるマルチメディア教育の可能性-フランス語教育の現場から-』(岩根久・春木仁孝・金崎春幸・北村卓・ブリュノ・バニュウヴェンヌィズ・堀井祐介・竹山直子・小池隆太・狩野まりこ・原田千晶・石丸久美子・高馬京子)
岩根 久 | まえがき |
---|---|
北村 卓 | CALLシステムとフランス語教育-新たな教授法の開拓に向けて- |
堀井祐介 | 大阪大学CALLシステムについて |
岩根 久 | CALL授業における電子教材”TeLL me More”の活用法 |
春木仁孝 | フランス語教育における映画という素材 |
ブリュノ・バニュウヴェンヌィズ | 異文化コミュニケーション教育におけるインターネット・フォーラムの可能性 ― 方法と展望 ― |
竹山直子・小池隆太 | 学生による学習ソフトの評価とコンピュータ・リテラシーとの相関性について ― 受講学生のアンケート分析の結果から ― |
狩野まりこ・原田千晶 | CALL教室におけるTA の役割に関する考察 ― 学生、教官、TAのアンケートより ― |
石丸久美子・高馬京子 | 学生の視点から見たマルチメディア型語学教育 ― 受講学生のアンケート分析の結果から ― |
金崎春幸 | あとがき |