言語文化学 第10号 (2001)

論文

Middle English Dialectology with a Machine-readable Corpus,
with Special Reference to Sir Beues of Hamtoun
遠藤裕昭
描かれた漢詩人たち福井智子
What’s in a name? The case of Brazilian children in Japanese public schools 幡野光美リリアン
台湾における日本現代文学受容について ―読者の村上春樹世界―許 均瑞
フランス語における職業・役職名詞の女性形化についての考察 石丸久美子
中国語条件表現における助動詞「會」の役割 ―日本語から中国語に翻訳する際の問題点から―林 煌
古儀式派と異教信仰 ―ヴィグ共同体の墓標をめぐって―宮崎衣澄
「悪に手を染める」 ―比喩的に価値領域を形成する諸概念―鍋島 弘治朗
対立を超えて ―Cheikh Hamidou KaneのL’aventure ambigueを通して―中山 千冬
Zur Bestimmung grammatischer Lernziele fur den FremdsprachenunterrichtSchlak, Torsten
現代日本における消費文化装置としての東京ディズニーランド ―アメリカをめぐる現実と虚構の構図―関口 英里
メタファーのHilighting/Hidingに関する認知モデルの考察竹田聖基
A Note on Empty Subjects of the so-called ‘Control’ Cmplements in Japanese内堀朝子
シンガポール華僑社会 ―その深層にあるもの―王 彩香
中国語の「起 /下 /下去」におけるアスペクチュアルな意味用法
―日本語の「てくる/ていく」との対照研究―
温 雅
ジャック・ケルアックにおける禅仏教の影響 山住勝利
コミュニケーションとしての化粧 ―「化粧センス」とは何か―米澤 泉
異文化間交流の文脈における特殊用語使用に関する一考察 ―会話参与者の関係性を中心に―吉川友子
都市の「ヴォイド」 ―非物理的空間の変遷について―吉見貴子

研究ノート

台湾現代詩の七十年代 ―唐文標と楊牧―上田哲二